2009年05月02日

たい焼きの養殖モノと天然モノ

今朝、たい焼きを食べたので雑学をひとつ、

たい焼きにも、養殖と天然モノがあるのをご存知でしょうか?

白いタイヤキの緑のたい焼きの写真

たぶん、江戸っ子のちょいとした「粋ネタ」で生れた話だと思います、

たい焼きの歴史は今年で100年、
創業100年を迎える東京麻布十番の「浪花家総本店」が元祖といわれています。

当時の焼き方の通り、いまでもお店では「1匹ずつの型」に入れられて焼かれているのだとか。

創業者が「庶民の口にも、縁起物のタイを!」という思いで考案したというたい焼きも、
時代を経て一度に何個も焼かれ量産されるようになりました、

この1匹ずつ焼く、一本焼きと言われるものを「天然モノ」と呼ぶのです、

複数枚が一度に量産されるものを「養殖モノ」と呼ぶのですね、

まあしかし、そうした呼び方をするのも、
よほどのたい焼きファンなのでしょう、

面白いのは、この一本焼きの鋳型、鉄板は一枚一枚手作りで形が違うのだそうで、
たい焼き釣りの名人は、こうした型の違いを見分けては、

これは「浪花家総本店のたい焼きだ」
これは人形町の「柳屋だろう」
これは四谷の「わかばのたい焼きだ、しっぽのキレが違う」・・などなど、
味とともに、そんな雑学を楽しむのだろうと思います。

一本焼きは、だんだん職人さんが少なくなってきているそうですね、
手間もかかるでしょうし、たい焼きの鉄板を作る職人さんも少ないそうです

たい焼きの天然モノは、実はレッドデータブックの絶滅危惧種かもしれません、


ちょうど今、山口市のギャラリー「アテリエ・セレーノ」で
写真家宮嶋康彦さんの写真展
「たい焼き誕生100年祭、たい焼きの魚拓展」が開催されているようです

ヴォーチェの帰りに寄るには、ちょっとばかり遠いですね、山口県、


しかし、たい焼きファンて、結構いらっしゃるものなんですね


(し)



同じカテゴリー(海の生き物)の記事
にしき海老
にしき海老(2009-04-18 16:19)


 ▽
 ▲ 沖縄でシュノーケルと体験ダイビングなら沖縄ヴォーチェ
 シュノーケル専門ガイドのいるお店「ヴォーチェ」で、
 沖縄本島のシュノーケルを楽しみませんか?
 http://www.okinawavoce.com/

 ▽
 ▲ 沖縄で海釣りするなら荻堂キャプテン
 沖縄釣り船チャーター、フィッシング、トローリング、GTまでガイド、
 シュノーケルにダイビングならフジン号・第三和丸
 若きベテラン船長、荻堂竜治キャプテンがご案内します。
 http://dragonmarin.ti-da.net/


 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。